在校生/卒業生の声 VOICE

水流 響

第一級陸上無線技術士を取得し,警察庁技官として活躍

水流 響

電気技術工学科 卒業生

profile

水流 響さん

九州管区警察局鹿児島県情報通信部・2018年度卒業

【取得している資格】第一種電気工事士,第二種電気工事士,第一級陸上無線技術士 【在学中の所属サークル】野球部

工学院に入学した理由・きっかけは何ですか?

第一種電気工事士と第一級陸上無線技術士を取得し,仕事の幅を広げたいと考えていた時に,高校の先輩にこの学校を教えてもらったのがきっかけです。

特に印象に残っている授業や,今の仕事に役立っている授業は何ですか?

印象に残っている授業は,天文館イルミネーションの実習です。現場での作業を通して,事業者の方々から直接学ぶことができるレアな機会であり,電気工事士としての技能を磨くことができました。また,第一種電気工事士の資格取得に向けた座学と実習は,どちらも毎日繰り返し練習することでしっかり身につけることができ,現在も業務に役立っています。

資格取得に関して,先生からのアドバイスや教え,学校のサポート体制で役立ったことを教えてください。

第一種電気工事士の資格取得に向けては,クラス全体で取り組み,受験の数か月前から集中的に毎日勉強や練習をすることで,本番は自信を持って受験することができました。第一級陸上無線技術士に関しては,分からない問題も随時先生方に聞くことで解決でき,スムーズに勉強を進めることができました。

就職活動に関してはいかがでしたか?

第一級陸上無線技術士の資格があったため,警察庁技官の採用試験は書類審査と論文・面接のみでした。論文試験の練習では書き方などを指導していただくことができ,面接練習においても放課後など時間を作ってくださり,教頭先生をはじめ電気科の先生方に何度も指導していただくことで,自信に繋げることができました。

学生生活で,特に印象に残るイベントは何ですか?

アメリカでの海外研修です。人生初の海外旅行で,終始ワクワクしていたのを覚えています。また,野球部の活動で九州大会に出場することができ,沖縄に行けたこともいい思い出です。

現在お勤めの会社での仕事内容や,今後の目標を教えてください。

警察無線の保守・更新等の業務を行っています。災害時などは災害,救助状況などを撮影して本部へ映像を伝送し,本部から現場への指示を円滑にするための機動通信隊活動を行います。専門的な仕事内容に日々苦労していますが,その分やりがいもあります。現在3年目ですが,さらにスキルアップできるよう努力し,警察組織の力になりたいです。

工学院への進学を検討している方へのメッセージをお願いします。

電気系,無線系の専門性が非常に高く,資格取得に向けたサポートはもちろん,就職した後に役立つ知識や技術をしっかり身につけることができます。就職先に関しても,歴史ある企業が求人を出してくださるので,高校よりも幅広い選択をすることができます。

水流 響さんのある一日

  • 8 : 00

    登庁

    早出勤務制度を利用し,午前8:15から勤務開始としています

  • 8 : 15

    始業

    メールやスケジュールを確認して,一日の計画を立てます

  • 9 : 00

    点検

    各システムの点検を行います。日々しっかりと点検をすることで,常に迅速かつ正確な障害対応ができるような態勢をとっています

  • 11 : 00

    電話対応

    今回は県警からの警察電話の設置要望について連絡を受けました。工事の希望日時や設置位置などを聞き,手続きを進めていきます

  • 12 : 00

    昼休憩

  • 13 : 00

    資料作成

    午前中に対応した電話で聴取した情報を元に,資料を作成していきます

  • 14 : 00

    データ作成

    警察電話の情報を管理しているパソコンで,新しく警察電話のデータを作成します

  • 15 : 30

    工事

    配線作業を行います。この後電話機を設置して工事完了です

  • 17 : 00

    退庁

    早出勤務のため,その分早い時間で退庁することができます