教職員/講師の紹介 Teacher


教職員 建築デザイン学科 建築士専攻科
profile
山本 聡 先生
建築デザイン学科・建築士専攻科 教諭/一級建築士・博士(工学)
【担当科目】建築計画Ⅰ,建築法規Ⅰ,建築設計製図Ⅰ(造形),建築史,建築環境工学,建築CAD設計演習Ⅱ,卒業設計
【所有資格】一級建築士,博士(工学)
鹿児島県姶良市出身。趣味は美術鑑賞。
経歴・プロフィールを教えてください。
鹿児島大学大学院博士後期課程を博士号を取得して修了後,建築家で大学研究室の恩師の事務所で修行しました。縁があって工学院の教壇に立ち現在で約8年です。大学院時代と事務所勤務時代から集合住宅の設計など実務にも携わりましたが,アカデミックな研究の道を主に歩んできました。建築物は屋根や壁などから構成される物理的なものであると同時に思想や社会的背景からも成り立っていますが,そのような経歴から,そうした目に見えない側面も学生に教えていけたらと考えています。
主にどんなことを教えていますか?また授業で大切にしていることは何ですか?
さまざまなことを学びましたが,大学教授で建築家でもある恩師からは難しいことをわかりやすく伝える大切さを学びました。そのような経験もあることから,学生には視覚的で,またわかりやすい言葉で伝えるよう心がけています。また,私が建築を好きでこの分野に入りましたので,学生も建築が好きになってくれるように,さまざまな建築家の作品を紹介するようにしています。
工学院はどんな学校ですか?
教員と学生の距離感が大変近い,アットホームな雰囲気の学校です。
工学院はどういう学生に向いていると思いますか?
教員と話や質問がしやすい環境を望む学生に向いていると思います。
工学院での教員生活で,特に印象に残る出来事や学生との思い出を教えてください。
一つは3月ごろに実施している建築展です。学生の建築作品を展示しますのでそれを指導する教員として楽しみでもあり,やや緊張もします。もうひとつは建築コンペでの入賞です。結果が発表された際,学生と大喜びしました。
入学前に一読してほしいおすすめの本を一冊,教えてください。
恩師である建築家の松永安光氏による『まちづくりの新潮流』(彰国社)です。建築の専門書ではありますが,平易な言葉で書かれ,海外調査をもとにしてあるのでその街の空気感も楽しめます。私も同行し執筆にも協力しました。少し恥ずかしいですが,若かりし時代の私もたびたび写真で登場します。
先生の好きなこと,最近ハマっていることを教えてください。
最近自家用車を変えたので,コロナ禍で外出ができないこともあって洗車にハマっています。また学生時代からファッションが好きです。ちなみに建築設計というデザインに携わる方には職業柄ファッション好きが多いです。
工学院への進学を検討している方へメッセージをお願いします。
アットホームな学校で,建築を学ぶのにも良い教育環境だと思います。建築を志す方はぜひ。
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コンペ受賞の知らせに,学生と大喜びしました